ナットッゥー

我が家の朝食は、強制納豆ご飯である。
と言いながら、今朝は長男次男から
「パパ、お願いだからパンにしてくれー」と直談判があったので渋々パンにした。
が、私は一人、納豆ご飯である。

無類の納豆好きな私は、格安納豆を探し買い求めることは、もっと好き。
だけど、注意しなければならない。
１パック５０ｇであると信じて疑わなかったが、実は４５ｇ！やるな４０ｇ！！もあるではないか。
危ない危ない、１パック６８円を迷わず手にした私だったが４０ｇの印字がー！！おっと急用が入ったような体で、きびすを返す。ながら、６８円４０ｇ　バーサス　７８円４５ｇの戦いが　頭の中で始まる。
いやいや、あの人混みの中、この暗算は難易度高すぎだろ。
と言うことで、iphoneを取り出し、まさかの電卓が登場するわけだ。
驚くことに、１ｇ約１．７円であることが判明する。なるほどそういうことかと、一人感心する。

納豆の食べ方にもこだわりがある。
情報過多の昨今、何が正しいのかは不明だが、熱々のご飯ですと納豆菌が消滅する？納豆を冷凍するとこれまた
納豆菌がいなくなる？卵かけて納豆だと栄養バランスがあまり良くない？？？

熱々ご飯、納豆をある程度かき混ぜる、辛子＋醤油（ダシは使わない）を入れ更に混ぜる、ご飯と合体！
鰹節、海苔、青のり、梅干しを投入。この時、私の口内は唾液で満ちている。ワンちゃんのマテ状態。
ヨシッ！掛け声とともに、私は箸を持ち、あのご飯の湯気と納豆の美しい香りが醸し出すロマンティックな
状態を向かい入れる至福の時である。
しかし、慌ててはいけない。スロットルを緩めなければ、このまま完走してしまう。
ゆっくりスロットルを戻し、ブレーキとエンジンブレーキ、風の抵抗を感じ最終コーナーへ進入。
一気に車体を倒し、ギリギリ内側を攻め、限界までバンクさせる。膝が道路と接触し、つなぎのバンクセンサーが
シャーと音を立てる。コーナーの出口が見えてきた、ゆっくりとハイサイドに注意しながら戻したスロットルを
開けていく。そしてここで卵投入！！！あまりかき混ぜない卵投入！！！醤油少なめの卵投入！！！
もうここからは一心不乱に、納豆卵ご飯を口に放り込む！あっという間にチェッカーフラッグとなる。

私の毎朝はこのドラマである。

納豆愛が強く思わず長くなってしまったので、to be continued.